Tantalus
1900年代のタンタロスです。こちらはウィスキー専用のキャビネットです。
木製の台座の持ち手部分の蓋を外さないとウィスキーボトルを取り出せない仕組みになっています。
タンタロスとはギリシャ神話が由来で、目の前に欲しいものがあるのに手に入れることができないという話から由来しています。
昔は屋敷の主が執事、使用人にこっそりとお酒を飲まれることが度々起こっていました。
しかし、サイドに鍵がかけることができるようになり、勝手にお酒を盗み飲みできなくなったことで当時富裕層の間で大流行しました。
こちらのタンタロスは詳細は分かりませんでしたが、台座の刻印から敬意を表して贈呈されたものと確認できます。
いかにもイギリスの貴族らしいアイテムですね。インテリアとして飾ると素敵なアイテムです。
各デカンタ重さ:1581g,1651g,1650g デカンタサイズ:W9×D9×H16cm
土台ケース重さ:2340g
背面
鍵は入荷時からありませんでした。
つまみを下に下げると持ち手部分が下がりデカンタを取り出すことができます
“Betjemann’s Patent 24181 London”刻印が確認できます。このデザインはBetjemannの特許だった記載されています。
一部欠けあり。ひっかかり等はしません