Set of 4 Chairs
1脚のみ背もたれに両端に亀裂が入っています。
亀裂箇所に木を入れて強度を出しますが、修復跡は残ります。
******2022年1月29日 追記*****
メンテナンス進捗報告です。
ダメージが大きかった背もたれ部分を解体しました。
イギリスで修復した際に芯を入れて補強した跡がありましたが芯自体弱くなっていたのでこれを除去し、新しい方法で補強します。
左側は釘(ビス)が入っていました。
下から釘が見えると思います。
この釘も錆びで弱くなっていたので、これも除去し新しい方法で補強します。
新しい補強方法は両サイド側面に切り込みを入れ、同素材(マホガニー材)を嵌め込みます。
嵌め込んだパーツを固定し不要な部分をカット、着色とニスで周りに馴染ませます。
完成です。
嵌め込んだ部分がうっすら見えますが、しっかり強度を保つことが出来ます。
その他のチェアもそれぞれの箇所を補修しております。
特に座面内部は弱ったパーツを作り替えたり、補ったりして強度を保ちます。