Windsor Chair(Stickback)
スティックバックタイプのウィンザーチェアです。
またの名をダブルボウバックとも言います。
1830年に作られてから壊れたり不具合が出たらその都度修復して
大切に大切に使われてきたのでしょう。
細部にまで手をかけているところに愛着を感じます。
ところどころに見られるダメージ感は否めませんが
それゆえに引き出される味わい深さと、まだまだ現役で座れるという
両方を兼ね備えたウィンザーチェアです。
お嫁に行く先が決まったらもちろんメンテナンスをいたしますが
大切に引き継がれてきた修復なので、使用上必要な強度を確保したうえで
最低限の修復に留めてお渡ししたいと考えています。
※強度を確保するために敢えてパーツを作り直す可能性もあります。
※メンテナンス不要の方は、ご購入時備考欄に記載下さい。
背もたれ裏側
背もたれ中央スポークの裏側にも小さな補修跡が…。
左アーム部分に補強のため鉄板で継いでいます。
座面向かって左側手前に修復跡
座面後方(中央)にクラック
立体感のあるバラスターレッグは遠目から見てもグッドプロポーションです。
脚部貫き(左側)
脚部貫き(右側)
貫き修復跡
座面裏(前方)
座面裏(後方)