Chippendale Wind Out Table
デザインがチッペンデール調のアンティークテーブルです。
大きさも135cmから180cmまで大きくできます。
修復前のチェアDの商品ページはこちらから→ヴィクトリアンチェア/18050101078
メンテナンス画像はこちらから→メンテナンス(テーブルB)+(チェアD)
****2018年12月追記*******************************************
修復前
拡張した状態。
拡張板を抜いた状態。
真ん中のスキは調整してできるだけピタッとくっつくようにします。
天板:サイドA
サイドAの右端は木目を描いています。
ウォルナットの木目を描いています。
これは昔からの伝統技法で、ウォルナット材を使ったアンティーク家具には多く見られます。
天板:サイドB
天板部分
板と板をはぎ合わせている部分の亀裂です。(サイドB側)
こちらの亀裂を無理に引っ付けると逆サイドに歪みが生まれるので、
木材とパテか樹脂で埋めて木材に極力負担がかからないように修復します。
拡張板の継ぎ目
少しギザギザになっていますが、指や服が引っ掛らないようにします。
拡張板の継ぎ目
小さな欠けはパテを埋めてもすぐに欠落する為、このままとなります。
引っかかりがある場合は滑らかにします。
幕板部分サイドB側:
白っぽくなっているところは、木目を貝の粉末で埋めています。
木目をフラットにする、昔からの伝統技法です。
幕板部分ハンドル差し込み穴横:
化粧板の浮きは再接着するか、新しい化粧板に取り換えます。
家具に対し無理のないメンテナンス方法を選びます。
拡張板のサイド(幕板部分)の欠けはパーツを作って付け足すか、引っかからないようになめします。
天板の縁の彫はチッペンデールスタイル。エレガントな曲線が魅力です。
脚の付け根にはダイナミックなアカンサスの彫。
脚はボールアンドクロウのデザインです。キャスターは真鍮です。
チェアD)とテーブルのセッティング
チェアA)、D)の背もたれデザインと
テーブルとのコンビネーション
Windout Table/18050102012との比較
Windout Table/18050102012との比較
Windout Table/18050102012との比較
Windout Table/18050102012との比較