天板はニスの劣化が進んでいます。
天板の塗り直しをご希望の場合は別途塗り直し費用￥22,000(税込)が発生いたします。
塗り直す際、古い塗膜は剥離し新しい着色剤がムラなく塗布できるよう数ミクロン研磨します。
研摩する際に細かなキズはなくなりますが、打痕跡や深い傷はなくなりません。
基本塗り直す際は土台の脚部分の色味に合わせて再塗装しますが、ツヤ感や色味など
違和感を感じない程度にチェアに近づけることも可能です。
※テーブルとチェアでは素の色が違うので完全に近づけることはできません。

左右の拡張板も塗り直すことでメイン天板との色の差はなくなります。

天板の反りによってはメンテナンスをしても段差が残ってしまう可能性もございます。
メンテナンスの際に段差が残ってしまう場合はご連絡を差し上げ、折衷案及びご要望をお伺いしたうえで仕上げていきます。

Titchmarsh & Goodwin社はサフォーク州の州都イプスウィッチ地区に会社があり
創業90年以上と歴史あるメーカーで英国の伝統的な方法で現在も家具を作っています。
熟練した職人のハンドクラフト技術がとても高いイギリス王室も御用達の家具メーカーです。
使用する木材も輸入に頼らずTitchmarsh & Goodwin社が自社管理する森で生産された
イプスウィッチオークを使うなど、強いこだわりを持ちます。
Titchmarsh & Goodwin社は木を大切にし、職人の意識も高く信頼できるメーカーです。
こちらのチェアは1780～1800年代のGeorge三世時代のデザインを取り入れ、1950年代に復刻させたものです。
中央のユリの紋章からスクロール状に伸びたアカンサス(葉アザミ)のモチーフで飾られた背もたれがチャームポイントです。

座面の大きさ：W55×D43×厚み8㎝

※塗り直し費用：天板のダメージが大きい為、塗り直しを希望される場合はサービスさせていただきます。
塗り直す場合は古い塗膜を剥離し、全体を数ミクロン研磨したうえで天板の浮きや突板の剥がれを補修します。
再塗装は脚に合わせて着色し、最後にセラックニス(天然ニス)か水や熱に強いウレタンニス、
どちらかお選びいただいた方をトップコートとして塗り重ねます。 表面は綺麗になりますが、
塗り直すとアンティークの風合いや雰囲気が変わってしまう可能性がございます。
アンティークの風合いを残されたい場合は、天板の浮きや剥がれはそのままとなりますが、
磨いて艶感を出しくすみを取り除き、アンティークらしさを活かした仕上げをいたします。

天板全体

【Titchmarsh & Goodwin社 Arm Chair2脚set /20060301104】とのペアリング