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メンテナンス(テーブルB)+(チェアD)

【コメント】
軽井沢に納品するダイニングセットです。
基本的に帰国後は軽井沢にて過ごされるとのことと、テーブルの天板の化粧板の厚みがしっかりあったこともあり古いニスと塗装を一旦除去し、新しく塗り直しております。
少し明るめでまだら模様だった天板は、塗り直しの際にテーブルの脚元とチェアの色味に合うように塗装しております。
尚、こちらのニスは水や熱に比較的強いものを使用しておりますので、普段のお食事やお掃除で水滴や熱を天然のニスほど気にしなくても大丈夫です。
ただしアルコールには弱く、また粘着テープなどは天板についてしまうと塗膜が剥げてしまう可能性がございますのでその点はお気を付け下さい。
尚、古い塗膜を剥がした際に天板のかい離した部分も修正しております。

 


【全体仕上がり】

塗り直しの際に薄くサンダーをかけますが、それでも無くならなかった貝の粉(白っぽく見える部分)はそのまま残っています。

波打っているように見えるところは塗装のムラではなく杢(木目)です。

 


【テーブル天板のかい離部分のメンテナンス】

テーブルもチェアと同じく、一度すべて解体します。

天板のクラック(かい離)部分はクラックの幅に合わせてスライスしたマホガニー材を補います。

残りの隙間はパテや樹脂を入れ圧着します。

はみ出た部分を整えると同時に、亀裂が進まないよう裏から固い木を嵌め込んでいます。

 

亀裂補修が完成しました。

 

修復前の天板の亀裂

補修後


【テーブルその他の補修】

補助天板の連結部分の欠け(補修前)


側面の化粧板の浮き(補修前)


補助天板の欠け(補修前)


【チェア修復】

チェアAと同じく一度すべて解体し、弱っている部材を補強したり作り直しながら組み上げていきます。

何度も張り替えられていると、釘跡で欠けてしまったりします。

その場合、欠けてしまったところは新しい部材でおぎなったりします。

こちらは弱った部分を切り取り、芯を入れたパーツを差し替えています。

小さなパーツで補えない場合は部材を一から作り替えることもあります。

座面の四隅に入れている隅木という補強部分も部材自体が弱っている場合作り替えます。

隅木もしっかりと組み込みます。

 

ベースをしっかりと補修してから、椅子張り業者に引き渡し座面を張り込んでもらいます。

 


【背もたれ亀裂部分の修復】

背もたれ亀裂部分(修復前)

パテを埋めて着色します。

 

修復部アップ

背面全体

前面


 

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